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仮想通貨を取り巻く様々な用語の辞書

大丈夫?なんとなく使ってない?仮想通貨特有の言葉から、取引全般にまつわる用語。慣れたら普段の会話の冗談にも取り入れよう

【指値(さしね)注文】
通貨を売買する時に、自分で値段を指定する売買のやり方。価格優先で取引の成立をさせる手法。

    ■メリット---自分の欲しい価格で買える。
    ■デメリット---指定した価格にならなければ、売買できないのでチャンスを逃すことがある。

■つかみ損ね
現在70円のXRP(リップル)を見て、「66円を底に上がりそうだから、指値を入れておこう」と注文。
しかし、その後一時は66.1円まで下がったが、翌日には100円になって二度と戻ってこなかった。買えずに残念…といったようチャンスをつかみ損ねることもある。

→ここぞという好機には、価格を指定しない【成行注文】で買ったり売ったりすると確実に取引できる。ただし、これもまたデメリットがあり、使い分けが大事。詳しくは成行注文の項目で。

■【落ちるナイフ】に注意
トレードの際、少しでも安く買いたいと思い、今より安い所に指値を置こうという人も少なくないが、注意も必要。
暴落途中に指値注文を置いておくと、その下落傾向と逆の方向に注文を出す「逆張り」になり、「落ちるナイフ」で手を切る可能性もある。
つまり、さらに下落が進み、結果として高値つかみの含み損になりうるリスクがある。これは成行注文でも同じだが、底を見極めるのは難しいが、下落中の注文は冷静に見極めよう。
関連:【成行(なりゆき)注文】【逆指値注文】【落ちるナイフ】



【成行注文】
通貨を売買する時に、値段を指定せずに注文すること。「時間優先」で取引の成立をさせる手法
○成行買い→出ている売り注文で一番安い価格のものから買っていく
○成り売り→出ている買い注文で一番高い価格のものから買っていく

    ■メリット
    注文時、一番有利な条件で売買でき、取引が成立しやすい

    ■デメリット
    予想した価格からズレが生じる場合がある

■大幅な「ズレ」で損をする!?
自分が成行注文するより早く大量の成行注文が入ると、そのときに見えている価格から大幅にズレて注文が成立することがある。
相場が大きく動いており、価格の上げ下げが激しい時によくあり、タイミングによっては大幅な高値(底値)での取引成立になってしまうことも。
指値注文したら既に価格が変わり、注文が通らず、成行注文に切り替えるということもあると思うが、思わぬ価格でつかむリスクも頭に入れておこう。
関連:【指値注文】【イナゴ】


【逆指値注文】
指値の逆で、指定した価格より、安くなったら「売り」、高くなったら「買い」の注文を自動的に発注する。FXではメジャーな手法。

    ■この価格より下がると困るという時のリスクを抑える→損切りor利確を自動的にできる

    ☆例(利確)…100円でXRPを買った後、200円になった。また下がるかもしれないから150円に逆指値で売りを入れた。するとチャートを見ていなくても150円以上下落すると自動的に売って利益を確定してくれる

    ☆例(損切り)…ビットコインを90万で買ったけどもし上がらなかった時のために85万に逆指値を入れた。結果75万まで下がったが、逆指値のおかげで損失を抑えられた。

関連:【指値注文】


【落ちるナイフはつかむな】
投資における有名な格言の一つ。
暴落している最中に買い注文を出して、さらなる下落で損をすることを、上から落ちてくるナイフを握ってケガをしてしまうことに例えている。
雑記 管理人も「ここまで安くなれば底だろう」と安易に、買い注文を出し、損をしたことは少なくない
ナイフがしっかり底に刺さったことを確認してから引っこ抜こう。


【イナゴ】
バッタの一種・イナゴが稲穂に群がるように、人気の銘柄に群がる様子を例えた言葉。
一気に買い注文が集まり、陽線が伸びた様を「イナゴタワー」、そこから一気に売りたたかれる様を「イナゴ焼き」などと言う。
情報を掴み、早く動いてうまく立ち回れば利益を上げることが出来るが、超短期的な動きはハイリスク。
時に、自分の頭で考えず、情報操作に翻弄される人間を揶揄する意味でも使われるので言葉使いには気をつけよう。


【アルトコイン】
ビットコイン以外の仮想通貨のこと。Alternative Coin(代替コイン)の略。発音の関係で「アルト」という人もいれば「オルト」と言う人もいる


【エアードロップ】
対象通貨を多くの人に持ってもらい、経済圏を拡大するのを目的とし、希望した人に無料で配る

■注意
エアードロップには、ツイッターアカウントのフォローやディスコードグループの参加などの条件があり、用意したウォレットなどに通貨がもらえるパターンが多い。

ただし、ツイッター等で注意しなければならないのは、他の人に紹介した数だけ通貨をあげるよ、というパターンのもの。さもみんながもらえるかのように装い、初心者を利用する人間も少なくない
その場合、登録作業をいざしてみたら、「他の人に拡散してね」といわれて通貨をもらえない。発信者が信用できる人間かどうか見極めよう。

関連:【ウォレット】
【ガチホ】
ガチホールドの略。長期的な値上がりを信じて、相場の上げ下げに影響されず、売らずに銘柄を持ち続けること
仮想通貨の世界は価格変動が激しく、初心者が投機的売買で利益を上げるのは容易ではないため、一つの戦略として広く知られている。握って売らない力を「握力」と表現する。

    ■メリット
    ・下落時に焦って底値で売って持っている枚数を安値で失うことがない
    ・税金の計算が簡単、持ち続けているだけなら不要
    ■デメリット
    ・高値で利確するチャンスを逃す


■賛否について
ガチホについては賛否両論ある。2017年12月末から~翌1月に仮想通貨市場全体で高値の盛り上がりを見せた後、下落傾向に突入した際、特に議論された。
焦って売って買い戻したりすると下手に損をする一方で、ガチホを呼びかけることが、利確しない助長になっているという趣旨の内容で、ガチホ否定派が増えた

雑記 管理人としてはどちらが良いとは言えない。ただ投資家の状況次第で、一つの戦略としてはありだと思う。
トレードのメンタルへの負荷や労力、時間と、売買によって増やす利益幅を天秤にかけ、自身で後悔のないよう考えると良い
私はいったん売って、さらなる安値で買い戻そうと考えて、下手なトレードをし、大事なXRPを相当数失う痛手にあったことがある。思い入れのある銘柄のトレードには十分、注意されたし。


【回転】
高値で一旦売り抜けて、価格が下がった時にタイミング買い直すことで、枚数を増やすこと。
【草コイン】
日本の取引所で扱っていないような時価総額や単価の安いコイン。その価格の上がり方に一時期、有望な草コイン探しがブームとなった。
【雑記】管理人も時期が良かった事もあり、現在は時価総額10位程度に入る「TRX(トロン)」で最大57倍を引いた。一方、「XP」では95%マイナスという憂き目に遭った。
ハイリスクハイリターンである。
【スキャム】
詐欺コインのこと。プロジェクト内容に現実性がなかったり、そもそも

雑記 管理人も時期が良かった事もあり、現在は時価総額10位程度に入る「TRX(トロン)」で最大57倍を引いた。一方、「XP」では95%マイナスという憂き目に遭った。まさにハイリスクハイリターンである

【流動性】
換金のしやすさを表す経済用語。またそこから取引量の多さなども示す。
たくさん取引されていると、買いたいときに買えて、売りたいときに売れるので「流動性は高い」
逆に、取引量が少ないことで、売買できる時期や数量が制限されれば「流動性が低い」と言えます。

    ■流動性が低くなると…
    売買相手が見つからず、好きな時期・価格で取引できない
    →広くたくさん取引されていること「流動性」は重要